2018年 5月3日(木)
今朝の雨で千円札が濡れた。スーパーで缶チューハイを二本買った、カードで支払った。
さよならポエジーの新譜『遅くなる帰還』がよくて、ずっと、本当にずっと聴いている。
『2月の中を/February』
誰にも頷かなくていいのにね
空が赤いほうへ歩く。「に」より「へ」のほうが三次元、という感じがするから
今日、何曜日だっけと思えばいつも通る道のたこ焼き屋が閉まっていて「木曜日か」
ならば、中学時代の強面の教師が官能小説を立ち読みしていたのは水曜か。
横切るタクシーに右足を巻き取られる妄想。死ぬまで孤独という錯覚の足取り。家が遠い、途方もない。
意図的に置き去りの傘、ビニールの透明は偽物。花は乾燥しているよりも濡れているほうが好きで、たとえ命の操作ができたとしても人間はちっとも偉くない。なんとなく、とりあえずで連続している朝、明日も。