2018年7月1日(日)

 

圧倒的な退屈を引き連れて七月、濁った水槽の巨大な金魚と目が合う。わたしの目はいったい何を見るために、機能していない肉塊は真夜中に横たわっているだけが正解のような、熱帯夜が続けば一日はもっと長くなるだろう。そうすれば、この退屈は

どこかで道を間違えた。水色の自転車がほしいのは相変わらずだが、行き先は見失った。横断歩道の白線と青い標識と灰色のビルとライターの火。期待がナイフ、血で濡れた東京にあれからしばらく立っていない。

苦しい。細胞が記憶している。泡が見える。

もう一度、もう一度を繰り返す延命。