2018年7月31日

 

2018年7月31日(火)

 

あの日きみに「その詩は誰に教わったのですか」と尋ねることができたなら、わたしの詩はきっと生まれないだろう。足りない言葉から建築するばかりのこの架空都市に、そろそろ火の雨が降る。

愛を過不足なく受け取る、切手を何枚貼っても届かない愛、いや、ヒトは愛の形だなんてそんなのは冗談でも聞きたくない。

頭上で複雑に絡み合う高速道路、きみはきみで、わたしはわたし、そういう真理(であるはず)の先を常に見ていないと、幻惑、テイクアウトで冷え切ったファストフードが失ったものって単に温度だけじゃないでしょ?

きみにはとことん失望した。そう言われてからはずっと、あの日の影の長さのこととかあの日のピースサインの、指の開き具合とかを考えて暮らした。めっきり、古着は着なくなった。つまらない本を読むこともなくなった。退屈な日と退屈な日々のあいだ、もう少し元気になったら死にたい。